はじめに
できれば失敗したくない。
これはとても自然な気持ちです。
私もずっとそう思っていました。
間違えたくない。
遠回りしたくない。
できるだけ効率よく進みたい。
でも、その「失敗したくない」が、思っていた以上に私を止めていました。
失敗=減点だと思っていた
以前の私は、失敗を“減点”だと考えていました。
うまくいかなければ意味がない。
結果が出なければ無駄。
だから動く前に、できるだけリスクを減らそうとしていました。
慎重に調べる。
正解を探す。
安全なルートを選ぶ。
でも、安全なルートはなかなか見つかりません。
そして気づけば、時間だけが過ぎていました。
失敗しない方法を探し続けていた
「これなら大丈夫」という確信がほしかったのです。
確信が持てない限り、動けない。
でも、確信はほとんどの場合、動く前には得られません。
やってみて初めて分かることが多い。
それなのに、私は動く前に安心を求め続けていました。
動かないこともリスクだった
あるとき気づいたのは、動かないこともリスクだということでした。
失敗を避けているつもりで、経験を失っている。
挑戦しないことで、可能性も減らしている。
動かないことは安全に見えて、実は“何も増えない選択”でした。
小さく失敗するという考え方
考え方を変えたのは、「失敗しない」ではなく「小さく失敗する」に切り替えたときでした。
いきなり大きく挑戦しない。
まずは小さく試す。
5分だけやる。
一部だけ公開する。
小さな範囲で試してみる。
小さな失敗なら、立て直しも簡単です。
ダメなら修正すればいい。
そう思えると、動くハードルはかなり下がりました。
失敗は“情報”だった
今は、失敗を“情報”だと考えています。
この方法は合わなかった。
ここでつまずいた。
このやり方だと時間がかかる。
それは前進の材料になります。
何もしなければ、何も分かりません。
動いたからこそ、情報が増える。
その情報が、次の行動を少し正確にしてくれます。
失敗への耐性は、経験で育つ
最初は、失敗が怖かったです。
でも、小さな失敗を何度か経験すると、
「意外となんとかなる」
という感覚が育ちます。
致命的なことはほとんど起きません。
ほとんどは、修正可能なミスです。
その実感が、自分の中の安心材料になりました。
完璧より前進
以前は、「うまくやること」が目標でした。
今は、「前に進むこと」を優先しています。
前進していれば、多少の失敗は問題になりません。
止まっていることのほうが、よほど重い。
失敗をゼロにすることより、止まらないことのほうが大事だと気づきました。
まとめ
「失敗したくない」は自然な気持ちです。
でも、それを基準にすると動けなくなります。
・小さく試す
・失敗を情報にする
・完璧を前提にしない
それだけで、止まる時間は減ります。
大きく成功しなくていい。
小さく動く。
その積み重ねが、結果的に一番遠くまで進める方法でした。
(→ まとめ記事:考えすぎて動けなかった私が、少しずつ行動できるようになった理由)


コメント