導入
何かを始めようとするとき、なぜか手が止まってしまうことがありました。
やろうとは思っているのに、頭の中でいろいろ考えているうちに時間だけが過ぎていく。
「もっと良いやり方があるかもしれない」「準備が足りないかもしれない」と考えているうちに、結局何もできないまま終わる日もありました。
動きたいのに動けない。
そんな自分に、ずっとモヤモヤしていました。
なぜ動けなくなるのか
振り返ってみると、私はいつも“ちゃんとやろう”としていました。
中途半端に始めるのはよくない。
どうせやるなら、効率よく、失敗しない形で始めたい。
そう思えば思うほど、準備や情報集めに時間を使い、本番にたどり着く前に疲れてしまう。
考えること自体が、行動した気分になっていたのかもしれません。
でも実際は、何も進んでいませんでした。
やる気を待つのをやめた
以前は、「やる気が出たら始めよう」と思っていました。
でも正直なところ、やる気はそう簡単には出ません。
特に、少しでも不安があることは、頭の中で何度もシミュレーションしてしまい、余計に重たくなっていきます。
そこで私は、やる気を基準にするのをやめました。
代わりに、「とにかく最初の一歩だけ決める」ことにしました。
決めた「最初の一歩」
私が決めた最初の一歩は、とても小さなものでした。
例えばブログを書くときなら、
・記事のタイトルだけ決める
・ファイルを開くだけ
・タイマーを5分セットする
これだけです。
“書き上げる”ことは目標にしません。
あくまで「動き始める」ことだけを目標にします。
不思議なことに、ファイルを開くだけでも、少しだけ気持ちが動きます。
5分タイマーを押すと、「とりあえず何か書いてみよう」となります。
全部できなくてもいい。
でも、ゼロではない。
それだけで、次につながる感覚が残ります。
うまくいかない日もある
もちろん、毎回うまくいくわけではありません。
ファイルを開いても、何も書けずに閉じる日もあります。
タイマーを押しても、ぼんやりして終わることもあります。
それでも、「最初の一歩はやった」と言えると、不思議と自己嫌悪は少なくなります。
完璧にできなかった自分ではなく、
少しでも動いた自分に目を向けられるようになりました。
まとめ
考えすぎて動けなくなるとき、必要だったのは完璧な計画ではありませんでした。
ほんの小さな、具体的な一歩。
正解を探す前に、まずは動いてみる。
大きな目標ではなく、「これだけ」と決めた最初の一歩を踏み出す。
それだけで、止まっていた時間が少しずつ動き始めました。
今も迷うことはあります。
それでも、「最初の一歩だけはやる」と決めていることで、以前よりも立ち止まる時間は確実に減っています。


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