昔大事にしてたこと
昔の私は、生活の中で「これができていたら安心」と思う基準がいくつかありました。
それはたぶん、ちゃんとしていたい気持ちと、周りからどう見えるかを気にする気持ちの両方が混ざっていたんだと思います。
私が特に大事にしていたのは、ざっくり言うとこの3つでした。
- 見た目が整っていること
部屋が片付いている、服装がきちんとしている、生活感を出しすぎない。そういう“整って見える状態”に価値を感じていました。 - 効率よく回すこと
予定どおりに動ける、家事も仕事も段取りよくこなせる、時間を無駄にしない。できる人でいたかったんだと思います。 - 人に迷惑をかけないこと
返信は早く、頼まれごとは断らず、空気を読んで動く。悪いことではないけれど、優先順位が高すぎて自分の余白が削られていました。
当時の私にとって、これらは「ちゃんとした生活」の証拠でした。
できていると気分が良くて、できないと不安になる。だから無理をしてでも維持しようとしていた気がします。
今は優先していない理由
今は、同じことを“生活の最優先”にはしていません。理由はシンプルで、コスパ(ここでは労力と効果のバランス)が合わなくなったからです。
たとえば、部屋を常に完璧に整えようとすると、掃除や片付けに意識が取られます。きれいだと気分は良いけれど、それを維持するために寝る時間が削れたり、疲れて機嫌が悪くなったりするなら、本末転倒だなと感じるようになりました。
効率も同じで、効率よく回すことを目標にすると、予定外が起きた時に一気に崩れます。
「完璧に回す」より「崩れても戻れる」が大事だと気づいてから、効率は“手段”に変わりました。
人に迷惑をかけないことも、今でも大切ではあります。ただ、そこに全振りすると自分が消耗して、長い目で見て優しくできなくなることがある。
だから今は、無理なときは断る、返信は急ぎだけ先に返す、など“続く形”を優先しています。
つまり、以前の優先順位は「ちゃんとして見える」「間違えない」「迷惑をかけない」寄りだったのが、今は「自分が続けられる」「戻せる」「無理しない」に寄ってきた、という感じです。
代わりに重視していること
今の私が生活の中で重視しているのは、派手さはないけれど、毎日に効くものです。大きく3つあります。
1)睡眠と回復(翌日に残さない)
一番変わったのはここかもしれません。
昔は多少睡眠を削っても、家事や準備を優先していました。でも今は、睡眠が崩れると全部が崩れることを体感で知っているので、回復を優先するようになりました。
完璧な片付けより、早めに寝る。これができるだけで翌日の余裕が違います。
2)心の静けさ(情報を入れすぎない)
昔は、情報を集めれば不安が減ると思っていました。でも実際は、情報が増えるほど迷いも増える。
今は「調べすぎない」「通知を増やさない」「考える回数を減らす」みたいに、頭の中のノイズを減らすことを大事にしています。
頭が静かだと、同じ生活でも疲れ方が変わります。
3)自分の基準(人の正解を借りすぎない)
生活の正解って、人によって本当に違います。
料理が好きな人にとっては自炊が回復かもしれないし、私みたいに疲れている日は“固定セット”の方がラクな人もいる。
今は「自分が続く形」を基準にして、合わないものは静かに手放すようになりました。誰かの方法が合わなくても、自分を責めない。そのほうが長く続きます。
まとめ:正解は人それぞれ
昔の私は、整って見えること、効率よく回すこと、人に迷惑をかけないことを優先していました。
今は、睡眠と回復、心の静けさ、自分の基準を大事にしています。
ただ、どちらが正しいという話ではありません。ライフステージや環境、価値観で優先順位は変わるし、人によって大切なものも違います。
もし最近しんどいなと思ったら、一度「今の自分が何を優先しているか」を見直してみると、意外とヒントが見つかるかもしれません。


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