はじめに
やることが多すぎて、逆に何もできない。
そんな日があります。
仕事のタスク。
家のこと。
自分の目標。
頭の中で全部が同時に並んで、どれから手をつければいいのか分からない。
そして結局、止まる。
以前の私は、この「タスク渋滞」でよくフリーズしていました。
全部を同時に見ていた
止まっていた原因は、「量」そのものではありませんでした。
“全部を同時に見ていた”ことが問題でした。
Aもやらなきゃ。
Bも急いだほうがいい。
Cも後回しにできない。
頭の中で全部が主張してくる。
優先順位をつける前に、圧倒されていました。
判断疲れが起きていた
タスクが多いとき、実は作業よりも「判断」にエネルギーを使っています。
どれからやるか。
どれを後回しにするか。
今日はどこまでやるか。
この判断を何度も繰り返すと、思考が疲れてしまいます。
その結果、「もういいや」となって止まる。
行動できないのは怠けているからではなく、判断で消耗しているからでした。
まずは全部を書き出す
今は、やることが多いと感じたら、まず頭の外に出します。
紙でもメモアプリでもいい。
とにかく書き出す。
頭の中にある状態が一番重い。
外に出すだけで、少し距離ができます。
今日の「1つ」だけ決める
次にやるのは、「今日の1つ」を決めることです。
全部をやろうとしない。
今日はこれだけ。
それを決めたら、他は見ない。
以前の私は、「全部を少しずつ進める」ことを目指していました。
でもそれは、常に“全部”を意識することになります。
今は、意図的に視野を狭くします。
小さく終わらせる
選んだ1つも、大きくしません。
「全部終わらせる」ではなく、
・ここまでやる
・この区切りまでやる
小さく終わらせる。
終わる感覚があると、次に進みやすくなります。
終わらない前提だと、また重くなる。
他は「今はやらない」と決める
大事なのは、「他は今はやらない」と決めることです。
後回しではなく、“今は選ばない”。
これをはっきりさせると、頭の中が静かになります。
全部を抱えたまま1つをやるのと、
他を一旦置いて1つをやるのでは、重さが違います。
できなかった日もゼロにしない
それでも進まない日もあります。
そんな日は、最低ラインを設定します。
5分だけやる。
机に座るだけ。
ゼロにしない。
これを続けていると、「全部できなかった」という自己嫌悪が減ります。
(→ 関連記事:動けない日の「最低ライン」を決めている理由)
量より“同時に抱える数”
今振り返ると、問題はタスクの量ではありませんでした。
“同時に抱えている数”が多すぎた。
人は一度に全部は処理できません。
だからこそ、意図的に絞る。
やることが多い日は、「減らす」ことが最優先。
まとめ
やることが多すぎて動けないのは、意志が弱いからではありません。
全部を同時に見ているから、止まるのです。
・頭の外に出す
・今日の1つを決める
・他は今はやらないと決める
それだけで、流れは戻ります。
全部終わらなくていい。
まずは1つ。
そこから、また1つ。
その繰り返しで十分です。
(→ まとめ記事:考えすぎて動けなかった私が、少しずつ行動できるようになった理由)


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