動き出せずに後回しにしていた話
やることはあるのに、動けない。
私はこの状態になりやすいタイプでした。片付け、支払い、返信、ちょっとした作業…。始めてしまえば意外と進むのに、「始めるまで」が重い。
その結果、後回しが溜まって、さらに重くなって、また動けない。これを繰り返していました。
ここでややこしいのは、サボりたいわけじゃないこと。
「やらなきゃ」と思っているのに、体が動かない。だからこそ、気持ちの問題にしてしまうと、自己嫌悪が増えがちです。
私はこのループから抜けるために、やる気を待つのをやめて、“最初の一歩”だけ決めるようにしました。
やる気を待たないと決めたきっかけ
きっかけは単純で、やる気って予定どおりに出てこないと分かったからです。
忙しい日や疲れた日に限って、「面倒なこと」が残る。でもその日こそ、やる気は出ない。
つまり、やる気を前提にすると、面倒なことは永遠に残ります。
だから私は、「頑張ってやる」ではなく、動き出しを軽くする仕組みに寄せました。
その中心が、“最初の一歩”を固定することです。
決めている“最初の一歩”
私の最初の一歩は、すごく地味です。
「タイマーを5分にして、机(または作業場所)に座る」
これだけ。やる内容はその時点では決めません。まず“始められる状態”を作るための一歩です。
なぜこれが効いたかというと、動けない時って「何をやるか」「どこまでやるか」を同時に考えて、脳が止まりがちだからです。
座ってタイマーを押すだけなら、判断が少ない。だから動ける。
そして、座ったら次のどれかをします。ここも固定しています。
- (A)いちばん軽い作業を1つだけやる
例:返信を一通だけ、書類をカバンに入れるだけ、アプリを開くだけ - (B)面倒な作業を“最初の一手”に分解する
例:支払い→「金額を確認する」まで、片付け→「床の物をカゴに入れる」まで - (C)必要なものを出すだけ
例:ペンと封筒を机に出す、洗濯物を一か所に集める、掃除道具を出す
私の中では、「作業を終わらせる」のではなく、作業に入れる状態を作るのが最初の5分の目的です。
完璧にやらない前提
この方法の大事な前提は、完璧にやらないことです。
5分で全部終わらなくていい。むしろ終わらない前提。
タイマーが鳴ったら、やめてもOKにしています。
ここを“短いから続く”にしたくて、私は次のルールも決めています。
- 5分で終わらなかったら、延長は「もう5分だけ」
- それでも無理なら、そこで終了
- 「0→1」になったら勝ち(進んだ事実を重視)
やる気がある日は勝手に続きます。
やる気がない日は5分だけでも進む。
この差が、後回しを溜めないことにつながりました。
続けるためのコツ
“最初の一歩”を続けるために、私が意識しているコツは3つあります。
1)場所を固定する
私は「ここに座ったら始まる」という場所を決めています。
ダイニングでも机でもOKですが、毎回違う場所だと切り替えが難しい。場所が固定されると、行動が自動化しやすいです。
2)道具をセットにする
タイマー、ペン、メモ。この3つをセットにして、すぐ使えるようにしています。
探す時間が入ると、それだけでハードルが上がるので、道具は“すぐ取れる”位置に置いています。
3)やる内容を欲張らない
「今日はこれもあれも」と欲張ると、始める前に疲れます。
5分でできるのは1〜2個で十分。続けるためには、達成感より“軽さ”が大事でした。
まとめ
動き出しを軽くするために、私は「最初の一歩」を固定しています。
タイマー5分→座る→いちばん軽い作業/最初の一手に分解/道具を出す。
完璧にやらない前提で、0→1にすることを目的にすると、後回しが溜まりにくくなりました。
やる気を待たなくても、動き出しは作れます。まずは5分だけ。そこから先は、その日の自分に任せればOKです。


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