一日の中で「何もしない時間」を作ってみた記録

生活

常に何かしていた状態

私は以前、「休んでいるつもり」でも、実際はずっと何かをしていました。
仕事や家事のような分かりやすい用事だけじゃなくて、スマホを見る、動画を流す、SNSをスクロールする、つい通知を確認する…みたいな“軽い行動”が常に入っていた感じです。

「暇な時間がある」と思っていても、手元は動いている。頭もどこか忙しい。
疲れているのに休まった感じがしない日が多くて、原因はストレスというより“常時入力”なのかも、と思い始めました。
ただ、これは気持ちの話にすると曖昧になりやすいので、今回はあくまで時間の使い方の実験としてやってみることにしました。

意識的に何もしない時間を設定

私がやったルールはシンプルです。
1日の中に「何もしない時間」を10分だけ作る。
ポイントは「瞑想」や「マインドフルネス」と呼ばないこと。何かの思想に寄せず、“実験として10分空ける”だけにしました。

設定した条件は3つです。

  • 10分間、スマホを触らない(通知も見ない)
  • 本も読まない、音楽もつけない(入力を増やさない)
  • できれば椅子に座る(寝転ぶと寝るので)

場所はリビングの椅子。時間帯は、最初は帰宅後にしました。帰宅後はクセでスマホを開きやすいので、あえてそこに10分を置きました。
タイマーを10分にして、終わったら終わり。続けるかどうかも、その場では決めない。これも実験っぽくするためです。

実際どうだったか

結論から言うと、最初の数日は意外と難しかったです。
「何もしない」って、言葉では簡単なのに、実際は身体が勝手に動きたがるんですよね。

  • まず、手がスマホを探す
  • 目が周りの物を片付けたくなる
  • 「あれやらなきゃ」を思い出す
  • そわそわして時計を見る

特に1〜3分目が長い。
“何もしない”をしているのに、頭の中ではめちゃくちゃ何かしていました。
逆に、4〜7分くらいになると少し落ち着いてきて、「椅子に座ってるだけ」状態になりやすかったです。
最後の数分は、タイマーの残りが気になったりして、また少し落ち着かない。こんな波がありました。

面白かったのは、10分終わった直後に「すごくスッキリ!」とはならなかったことです。
爽快感というより、「途中でいろいろ出てきたな」という観察結果が残りました。

思っていたのと違った点

やってみて、事前の想像と違った点がいくつかありました。

1)“休み”というより“切り替え”に近かった

私は最初、「休まる時間」になるのかなと思っていました。でも実際は、休みよりも切り替えの儀式に近かったです。
帰宅→すぐスマホ、という流れを断ち切って、「いったん無入力で区切る」。この効果が大きかった気がします。

2)10分は短いのに、脳の癖が見えた

短いからこそ、焦点が合います。
「何かしてないと落ち着かない」「すぐ情報を入れたくなる」みたいな癖が、隠れずに出てくる。
これが一番の収穫でした。生活を変える前に、まず自分の癖が観察できました。

3)“何もしない”をやるには条件が必要だった

気合いで座るより、条件がないと崩れます。私が必要だったのはこの2つ。

  • タイマー(終わりが見える)
  • 場所(いつもの椅子)
    逆に、条件が揃うと「やる・やらない」で迷わず、ただ実行しやすくなりました。

4)夜より夕方の方がやりやすかった

夜にやると眠くなる日がありました。
夕方〜帰宅直後に置く方が、眠気より“そわそわ”を観察できて、実験としては向いていました。

今後どう続けるか

この実験で分かったのは、「何もしない時間」は気持ちの問題ではなく、置く場所と条件で続けやすさが変わるということでした。
なので今後は、次の形で続けてみようと思っています(※ここも結論ではなく“次の実験案”です)。

  • 週に3回、帰宅後に10分
  • タイマー固定、場所固定
  • うまくいかなかった日は記録だけ(なぜ崩れたかを見る)

続ける目的も、「楽になる」ではなく、自分の時間の使い方の癖を観察するに置きます。
もし続けていく中で、何か変化が出たら、それは副産物として扱うくらいがちょうど良さそうです。


まとめ

一日の中で「何もしない時間」を10分作ってみたのは、生活改善というより時間の使い方の実験でした。
やってみると、最初はそわそわして意外と難しい。でも短いからこそ、自分が常に何かを入力していた癖や、切り替えに使える可能性が見えてきました。
今後は、場所と条件を固定して、週に数回のペースで観察を続けてみる予定です。

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